金利・債権価格・為替・株価の相関関係についての一考察

昨今、日経平均株価や金価格が史上最高値を更新し、注目を浴びています。これらの相関関係に、決まった法則があれば、投資家は大儲けですが、世の中そんなに甘いもんじゃない事は皆さん百も承知ですよね。ただ、一般的にどのように動くかというものを頭に入れて置く事は無駄ではありませんので、今回はこれらをまとめてみました。

金利が上昇すれば債券価格は下落する(逆に金利が下落すれば債券価格は上昇する)。まさに、昨今の金利上昇傾向により、国債の債権価格が下落している事を表しています。一般的にはいわゆるケインズの流動性選好説ですね。

景気が上昇局面→事業拡大意欲が増し資金調達活動が高まる→債権の株式が魅力的に映る→金利上昇、株価上昇→行き過ぎると→借入コスト上昇、設備投資見送り→株価下落 と言われています。

また、円安→株高、円高→株安というイメージが定着していますが、一概には言い切れません。   [為替円安]→輸出型企業にメリット→輸出型企業の株価上昇                      [為替円高]→輸入型企業にメリット→輸入型企業の株価上昇  理論上はこれしかないようです。

いずれにしてもこれらには何らかの相関関係はありますが、一定の法則はなく社会情勢も加わり複雑に影響を与えあっているようです。難しいものですね……。